数令姓名学(姓名鑑定、姓名判断)は、その姓名の画数でその人の
運勢を予見する手段として、古来中国より日本に伝わった統計学のことですが、印鑑にも姓名学に応じた、
「印相八方位」なるものがあります。
印鑑は丸型を吉相印鑑となしその円を宇宙とみなし、
その円に文字の接触点を増画することでその八方位の画数が姓名の増画につながるものとみるのです。
吉相印鑑も開運印鑑も同じです。印鑑業界全般に言えると思いますが、刻印する側から言わせて頂くと、
価格の上下、身分、性別に関係なく作印された方の家運隆盛、富貴栄達、健康長寿、子孫繁栄を願っています。
世の中にはたくさんある事ですが、例えば保証人印等で印鑑を押し間違うと、家や財産あるいは身体まで失う事にもなります。
それ程印鑑とは重要で命の次に大切なものです。
その人の持つ印鑑によって、その人の人格、ものの考え方等まで写し出します。
先人たちが試行錯誤してたどり着いた印相体は最高傑作だと思います。吉相印鑑の大事なことは、まず人と同じ物ではなく
自分しかない印鑑を持つことです。吉相印鑑は印面の美しさ、力強さを有し、姓名鑑定で得た八方位情報を基に姓名文字の接点バランス等を考慮し、
本人に身体的弱点、精神的弱点を知ってもらう事も大事ですが、宇宙を表す円の中の八方位に弱点を補う姓名文字の接点を配して設計して行きます。
昔、戦国武将が用いた「花押」なる印鑑の代わりでサインに似たものですが、
これも他者に模倣出来ないように複雑に考えられてます。吉相印鑑の印面文字が難解なのは、これに似ております。
そのために、設計デザインから何度も校正を重ねて彫印に至るまで約ひと月を要します。ようやく吉相印鑑が出来上がりましても、ここまででは吉相印鑑と
言えどもまだ物にすぎませんが、誠心祈願することによって物が物でなくなって行くのです。
印鑑は例え吉相印鑑であっても、その人一代限りのものですから、親から譲り受ける事も、また自分の子供や孫に譲る事も出来ません。
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